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1)痛み

手術中は麻酔が効いていますが、麻酔が切れると痛みが出てきます。脂肪吸引では皮膚切開はわずかなので、切り傷のようなズキズキ鋭い痛みという感じではなく、吸引した範囲全体的に筋肉痛のような鈍い痛みです。痛みの感じ方は個人差がありますが、一般的には痛みの程度は吸引範囲の広さに比例します。術後の痛みは、患部をサポート下着で固定して動きを抑制し、なるべく安静にして、鎮痛剤を内服することで、かなり軽減できます。鎮痛剤が必要なのは初めの2〜3日だけで、その後急速に痛みが軽くなります。はじめは日常生活動作程度が精一杯ですが、1週間後くらいからは軽い運動ができる程度に回復します。

2) 腫れ、サイズダウン

当院の場合、術後は患部をサポート下着できつめに固定しますから大きく腫れることはなく、経過が早い場合は1週間後で既にサイズの変化を感じますが、中には術後1週間では腫れのためにサイズダウンの実感があまりない場合もあります。こうした場合でも2〜4週間くらい経つとサイズダウンを実感します。 ただ、実際の腫れの経過はもっと長く、お腹や二の腕、太ももで2〜3ヶ月、頬あご、ふくらはぎ足首などは4〜6ヶ月くらい変化が続きます。

3)内出血(皮下出血)

当院は体外超音波脂肪吸引なので、一般的な脂肪吸引と比較して内出血はかなり少ないですが、それでも若干の内出血は起こり得ます。 内出血は手術の数日後から患部や患部の周囲が紫色になる状態(青あざ)で、10日目を過ぎると薄い褐色に変化し、通常は2週間目ごろまでに消失します。 なお顔(頬あご)の場合では、内出血が目立つケースはほとんどありませんので、ご安心ください。

内出血(皮下出血) 手術後 3 日目

4)感触

術後の患部は、瘢痕形成によって一旦筋肉のように硬くなることがあります。硬さは均一でないこともあり、外見は平らでも手で触れると凸凹を触れるような場合もあります。術後3ヶ月ほどの経過で硬さも徐々に気にならなくなり、最終的には半年くらいの経過で、均一で滑らかな感触に治ります。また、吸引によって末梢の神経が傷ついて、患部の皮膚の感触が少し鈍くなることがありますが、神経の回復によって数ヶ月以内に元に戻ります

5)傷跡

皮膚切開をスキンプロテクターで保護している場合は、形成外科的に丁寧に縫合すれば、傷は極めて目立ちにくい状態に治ります。しかし傷跡は治癒の過程で一旦赤みが生じますので、ニキビや虫刺されのように見えることがあります。赤みは数ヶ月の経過で消失しますが、日焼けして強い紫外線を当てると色素沈着して茶色く残ることがあるので注意が必要です。


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