カニューレ(吸引管)
カニューレとは、脂肪を吸引する為に使用する細い吸引管のことです。これを小さな皮膚切開から挿入して皮下脂肪を吸引するのです。
カニューレを皮下脂肪に挿入した時に血管や神経を傷つけにくいように先端は丸まっていて、脂肪を吸引する吸引口はカニューレの横に開口しています。引圧がかかると横穴に脂肪が引きこまれ、少しづつ脂肪が吸引されていく仕組みです。
一般的に太いカニューレを使用すると脂肪吸引はスピーディーですが、反面大雑把で出血も多くなる傾向があります。逆に細いカニューレでは吸引の手間はかかりますが、繊細で出血の少ない脂肪吸引が可能になります。
当院では、直径2〜3mmの極細のカニューレで、手間を惜しまず吸引操作、つまりカニューレの往復運動を繰り返し行うように心がけています。そしてそのほうが(吸引操作を繰り返し行ったほうが)、術後の皮膚の引き締まりが良くなるので、より細く、より滑らかな仕上がりを実現できます。
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吸引管(カニューレ)
上から
直径4mm、3.5mm、3mm、2.5mm、
2mm(長)、
2mm(中)、2mm(短)、
1.6mm(長)、1.6mm(中)、
1.6mm(短)
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吸引管(カニューレ)の先端は丸みがあり、
横に吸引口が開口している
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脂肪吸引法装置
脂肪の吸引法装置は大きく分けて2種類あり、吸引ポンプ式吸引とシリンジ式吸引です。
吸引ポンプ式吸引とは、電動ポンプで持続的に引圧にし、これをカニューレに接続して脂肪吸引を行う方法です。
一方のシリンジ式吸引とは、ロックの付いた大型の注射器にカニューレを接続して、シリンジを引いて引圧状態にして脂肪吸引を行う方法です。
吸引ポンプ式吸引は、持続的に一定の吸引圧で吸引できるので、広範囲に大量の脂肪を吸引する際に特に便利です。またカニューレの持ち手にリークホールという小さな穴を開けておくと、この穴を完全に塞いだり、隙間を開けたりすることで引圧の調整が出来るので、随時微調整しながら吸引操作ができます。
欠点としては、吸引した脂肪の分量が、10ml単位くらいでは計測できますが、それ以上細かい計測が難しいことです。
一方のシリンジ式吸引ですが、ポンプ式と対照的で広範囲の大量の脂肪吸引時や、吸引圧の調節は少々操作が煩雑になり不向きですが、目盛りが細かいので、1ml単位で吸引量のチェックが出来ます。
当院では2種類の吸引法を併用し、双方の長所を組み合わせて、安全で効果的、かつ正確な脂肪吸引を実現しています。
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| 吸引ポンプと吸引チューブ、カニューレ |
吸引ポンプで吸引中の様子 |
吸引した脂肪
吸引ポンプ式は大量の脂肪をスピーディーに吸引できる
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| 吸引シリンジ |
シリンジ用カニューレ |
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| シリンジで吸引中の様子 |
シリンジには細かな目盛りがあるので、脂肪吸引量を正確に計測できる |
脂肪吸引法装置
脂肪吸引に超音波機器を利用した手術方法です。体内式超音波(UAL)と体外式超音波(EUA)の2種類があります。
体内式超音波:皮膚切開部分から細長い棒状の装置を挿入して、脂肪内部に直接超音波をあてます。超音波によって脂肪細胞が破裂し、脂肪がドロドロの状態になるので、これをカ ニューレで吸い出す方法です。超音波の出力が強すぎて、皮膚が内部からやけどしたり、術後に炎症が長引いたりするなどの理由で、現在はあまり使用されなくなりました。
体外式超音波:装置を皮膚に押し付け、超音波を間接的に脂肪にあてる装置です。脂肪細胞が破裂することはありませんが、チューメセント法の麻酔の効果を高める役割があり、吸引時の出血が減少し、脂肪細胞が柔らかくほぐれたようになるために細いカニューレで繊細に脂肪を吸引することができます。また超音波の作用によって術後の皮膚の引き締め効果がアップするので、より細く、より滑らかに、をアシストします。体内式超音波のような副作用がなく極めて安全で効果的なので、当院で取り入れています。
※ 当院の水谷院長は、FAME(アメリカの医学教育財団)より体外式超音波脂肪吸引専門医として認定されており、この施術により、日本美容外科医師会会長賞を受賞しています。
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| 対外式超音波装置(シルバーグ) |
体外式超音波照射の様子 |
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| FAME(アメリカの医学教育財団)より授与された体外式超音波脂肪吸引専門医認定証 |
日本美容外科医師会会長賞 |
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| 体外式超音波脂肪吸引を開発したシルバーグ博士と院長(国際美容外科学会にて) |
圧縮ガス脂肪吸引(PAL)
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圧縮ガスによってカニューレ自体が前後に振動する装置です。利点は吸引操作(カニューレの往復運動)の手間を省略できることですが、カニューレが重く操作性がやや不良なため、吸引の微調整がしにくいのが欠点です。
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リポレーザー
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直径1mmほどのファイバーを皮下脂肪に挿入して、ファイバーの先端からYAGレーザーを照射させ、脂肪細胞を破裂させる装置です。体内式超音波装置に似ていますが、やけどや炎症のリスクは低く、安全性が高くなっています。
リポレーザー単独で使用する場合は、レーザーによって破裂した脂肪細胞が自然吸収されることで脂肪が減量します。わずか直径1mmの装置ですので、単独使用の場合は1〜2mmの皮膚切開で施術ができることが最大の利点です。欠点は、通常の脂肪吸引のように積極的に脂肪を除去するわけではないので、リポレーザー単独使用では効果がかなり控えめになることです。したがって皮下脂肪が多い人には適していません。
脂肪吸引と併用する場合は、リポレーザーで破裂した脂肪細胞をカニューレで吸引します。この場合、浅い層はリポレーザーで脂肪を分解し、深い層は脂肪吸引で大量に吸引することになります。 スーパーフィッシャルリポサクション を極細吸引管ではなくレーザーで行う要領ですので、最大の利点は執刀医師の技術に左右されること無く、表面の凸凹を予防できることです。ただ非常に高額の機器ですので、脂肪吸引と併用すると治療費用が加算され高額になる傾向があるのが欠点です。 |
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エンダーモロジー
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フランスで開発された、高性能のローラーマッサージ機です。皮下脂肪をつまみ出すようなマッサージを行うことで セルライト を分解し、代謝が停滞し燃焼しにくくなった皮下脂肪を、代謝燃焼しやすい状態に変えることが出来ます。このマッサージを繰り返すだけでも、多少脂肪が減量でき、ボディーラインの改善になることが知られています。
また、脂肪吸引の術後のケアーとして行われることもあります。 |
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スキンプロテクター
小さな皮膚切開部分からカニューレを挿入して脂肪を吸引するわけですが、何度も何度もカニューレを往復に出し入れするような吸引操作が必要になるため、
擦れて皮膚がダメージを受け、皮膚切開が裂けて大きくなったり、色素沈着を起こしたりする可能性があります。これを予防するために、当院ではスキンプロテクターを使用しています。
スキンプロテクターは、分かりやすくいえば鞘(さや)のようなものです。スキンプロテクターを皮膚切開部に取り付け、その鞘の中にカニューレを挿入して吸引操作を行うことで、皮膚が直接カニューレと接触しないので擦れてダメージを受けることがなく、術後の傷痕が目立たないように治るわけです。
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| スキンプロテクター |
スキンプロテクターの中にカニューレを挿入するので、傷口がダメージを受けることがありません。 |
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| スキンプロテクター |
スキンプロテクターの中にカニューレを挿入するので、傷口がダメージを受けることがありません。 |